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先日講演会を聞きに行った中谷彰宏さんに伺ったお話です。

みかんが3つありました。

1つにはほめ言葉をかけ続けました。
1つには何も声をかけませんでした。
最後のもう1つには悪口ばかり言い続けました。


さて、どのみかんから腐ったと思います?
ふつうなら、怒られみかん、と思うでしょ。

じつは、なにも声をかけてもらえないみかんから腐るんですって。

人間も同じ。一人じゃ生きていけない。他者との関わりがあってこその、人間社会、なんですね。



学校の先生、おやごさん、色々うるさいなぁと思うこともあるでしょう。

でも、あなたに嫌われるのを覚悟の上で、あなたのためになると思うことを言ってくれる。
そういうヒトを大事にしてください☆

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バレンタイン、ちょこはあげても、
あなたの全人格まで捧げてはなりません。

あなたを大切にしてくれる、ステキなパートナーに出会えますように。

☆HAPPY Valentine☆

LEITAさんのイラストです。

このページを含めて、30ページに渡って、話しを聞いてくれてありがとう。

講演会では、ここで、お産のビデオを一緒に見ます。

このビデオを見て、みんなはどんなことを感じてくれるかな。


自分もこうやって、祝福されながら生まれてきたんだなあ、と感じた人。
お母さんって、すごい!まず自分の母親を尊敬します!と感じた人。
生命の誕生って、なんて尊いことなんだ、と思った人。




新たな命の出産に立ち会うことができる一方で、生まれてくることのなかった命の処理に手を染める。
そんな命の光と影に毎日立ち向かっている産婦人科医だからこそ、
伝えたいことがあります。

今、あなたが生きている、そのことがどんなに素晴らしいことか。
誰の役にもたっていないのかも、と思うときもあるかもしれない。
自分がしてしまった失敗に、自分を許せない、と思ってしまうこともあるかもしれない。

でも、いいんだよ。
どんな失敗をしたって、人に迷惑をかけたって。
人はいつでもやり直しができる。
前を向くこと。
それしかできないときには、それだけすればいいから。

色々失敗もしちゃうし、ダメな自分だな、と思う日もあるけれど、
そんな自分を丸ごと抱えて、生きていくしかないじゃない。
それで、いいんじゃない。



性病にならないように気をつけようね。ってお話ししているけれど、
性病になったらそれで人生終わりだ、って言っているんじゃないんだよ。
早く気づいて、早く直す。
自分を守るための最低限の知識だけは身につけて。

カレシとエッチをするのは、それからでも、遅くないよね☆

あなたのこれからの長い人生の中で、「産めない時には、産まない」という選択肢もありえるかも。

「今はまだ、子供を育てられない。。。」
「もう子供はたくさんいて、もう一人は難しいかも。。。」

産まないという選択をした場合、手術が必要になります。

妊娠12週まで→子宮内用除去術(中身を掻き出します)
妊娠21週まで→分娩と同じ。陣痛を起こす。
妊娠22週以降→産まないという選択は、法律上できません!

日本で、一日に何人の十代の女の子が中絶していると思う?

一日に、75人。
こんなにたくさんの十代の子が、辛い決断をして、流した涙の数、とも言えるかもしれないね。

ヒトゴトじゃない、ってわかるよね。


妊娠11週までの、人工妊娠中絶術。(子宮内用除去術)

子宮のなかみを、見えない状態で、手探りで掻き出します。
子宮が破れてしまったり、うまく掻き出しきれなくて、出血が続いてしまったりすることもある。
決して安全と言い切れる手術じゃないよ。
何回も繰り返すと、不妊の原因になることもあります。
麻酔で眠っている間に、5分くらい。
お金は10万円から15万円かかります。


妊娠12週から21週まで。
陣痛を起こして、分娩するんだよ。
女性が、陣痛に耐えられるのは、陣痛の後にかわいいわが子に会えるからに他なりません。
役所への届出も必要になるし、埋葬、供養も必要です。
お金は35万円くらいか、それ以上。

妊娠22週以降
産まないという選択はできません!!


だから。


産めないときめたときには早いうちに産婦人科へ。
悩んでいるうちに中絶は難しくなります。

産めない妊娠は、避けましょう。
ココロもカラダも傷つくのは、残念だけど女の子だけ。
(男の子でも、忘れられない心の傷になっていることもあるね)



男性にも、責任は果たしていただきますよ。
中絶の同意書には、「パートナーの署名」が必要です。
未成年の場合には、それぞれの親のサインも。
中絶にかかる費用くらい、男性に払って欲しいと思う。

そんな経済力もないのに、こどもを作るようなこと、しちゃうんだ??



「育てられないから、産めない。でも、赤ちゃんを守りたい」と悩んだときには。

どうぞ、産んであげてください。
里親制度というものがあって、
子供が欲しくて欲しくて、でもなかなか子供を授かれないカップルが
赤ちゃんが生まれるのを、順番待ちしているんだよ。
この県だけで、700人も待っている、って。

せっかく授かった命のリレーだから、育ててくれる人に、バトンタッチもありじゃない?


でも、そんな無責任なこと、できないや、って思うなら。。。
産んで育てられないなら、妊娠しない。



男の子は女の子を、女の子は自分のカラダを大切に、ね。

友人の保健師さんから伺った、貴重なお話です。


中学生や高校生にお話しをするときにいつも思い出す一人の女の子がいます。
講演のあと、その子は廊下で待っていて

「相談があります。
お医者さんから子宮がんですぐに手術をしないといけないから親と一緒に来るようにと言われました。
原因は性感染症だと言われました。
親に内緒で手術をしたいと言ったけど、未成年なのでダメだといわれました。」

「何で親に言えない?」とたずねると
「セックスをしたことを親に知られたくない」とのことでした。

その場で長く話をすることができなかったので、携帯の番号を教えあって別れました。

彼女はなかなか親に言えずにいました。
「性感染症で子宮がんになるということを知っている親は少ないと思うよ。
おりものがおかしいから病院に行ったら、癌だと言われたと言ったら?」

彼女はやっと親に話し、手術を受けることができました。

彼女は、高校を卒業し就職しました。今でも元気です。
好きな人もできて、結婚というものを考えるようになりました。
しかし、彼女は今悩んでいます。彼女は結婚して子供を産んで育てていきたいと思っていました。

でも、それができなくなりました。

子供を育てる子宮がありません。このことを彼に言えていないことも悩みです。
セックスでうつる病気があるということはなんとなく知っていた。
でも、癌になるなんて思いもしなかった。

「セックスをするということは一生の問題なんだということに今頃気がついた。
知らない中学生・高校生がたくさんいると思うから、ちゃんと伝えてほしい」
そう彼女は言っていました。


原文のまま掲載させていただきました。

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